ニューヨークで8日行われたテニスの全米オープン男子シングルス決勝で敗れた錦織圭(にしこり・けい)選手(24)=日清食品=は、試合後の記者会見で、疲労感を漂わせつつも、英語と日本語で矢継ぎ早に飛ぶ質問に丁寧に答えた。四大大会初制覇のチャンスを逃し「気持ちを抑えるのは難しかった。うれしいのと緊張するのとで胸が苦しいし、昨日も寝付けなかった」と、率直に打ち明けた。
最初は英語の質問によどみなく答え「本当にエキサイティングな2週間だった。誰も自分が決勝に行くとは予想していなかった。僕さえもね」と満足感も表した。
会見場に来る前は「悔しすぎて呆然(ぼうぜん)としていた」というが「コーチ2人に励ましてもらった」とも明かした。
会見での主なやり取りは以下の通り。
――敗因は
「チリッチは何回も勝っている相手。勝てるというのが見えたのも、集中できなかった理由の一つ。ここまで硬くなったのは久しぶり。試合に入り込めなかった。(四大大会で勝つ)チャンスだったので、逃したのは悔しい」