≪「圭に感謝」 ため息から拍手に≫
世界一をこの目で見届けようと、錦織圭選手の地元やスポーツバーなどに集まった多くのファンは9日早朝から懸命の声援を送った。敗れた瞬間はため息に包まれたが、日本人初の準優勝という快挙を割れんばかりの拍手でたたえた。
「圭に感謝したい」。地元の松江市。パブリックビューイング(PV)の会場には、試合開始1時間以上前から約850人が長蛇の列をつくった。壁には応援の寄せ書きが張られ、錦織選手が得点するたびに歓声が上がった。
小学5、6年時に担任を務めた山根和子さん(55)は「満足いくよう戦い抜いて」と教え子の雄姿を見つめた。
「これから地元の子供たちが圭を目指す。たくさんのエネルギーを与えてくれた」。ストレート負けだったが、島根県テニス協会会長の糸原次之さん(71)は晴れやかな表情を見せた。