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進化した「21世紀のピンク・フロイド」 ニック、デヴィッド 新譜を語る (1/4ページ)

2014.11.12 16:10

「21世紀のピンク・フロイド」を作ったというデヴィッド・ギルモア(左)とニック・メイソン=2014年7月1日(Phote:Harry_Borden)

「21世紀のピンク・フロイド」を作ったというデヴィッド・ギルモア(左)とニック・メイソン=2014年7月1日(Phote:Harry_Borden)【拡大】

  • 在りし日のリック・ライト(左)を含めたピンク・フロイドのメンバー(提供写真)
  • アルバム「永遠(TOWA)」(ピンク・フロイド、通常盤2400円+税、デラックスDVD盤(CD+DVD)、5500円+税)。発売中(提供写真)
  • アーティスト・作詞家、サエキけんぞう(提供写真)
  • サエキけんぞうさんがロックの問題作21枚を取り上げ、苦難の道のりと未来への展望を記した「ロックの闘い1965-1985」(シンコーミュージック、1890円)が発刊されました(提供写真)

 ピンク・フロイドの『永遠(TOWA)』は、恐らく再び音楽史の事件になるに違いない。先行音源を聴くと、その研ぎ澄まされた生演奏の輝きは、今まで全く聴いたことのないクールな手ざわりに満ちていた。ジャケットの通り、人間が超時空に立たなければ体験することができないような景観を見せてくれる。

 何よりも、ピンク・フロイドの従来のイメージ、特に30センチLPの時代、『おせっかい』のB面いっぱいを使った曲「エコーズ」などをほうふつとさせながら、40年の時間の経過をしっかりと進化につなげていると感じさせるところには脱帽する。

 メンバーのニック・メイソンは語る。

 「このアルバムは2008年に亡くなったメンバーのリック・ライトへのトリビュートなんだ。このアルバムは、ピンク・フロイド・サウンドの中心で彼がやっていたことや、彼の演奏の多くを確認するいい手段だと思う。セッションを聞き返していると、彼がいかにスペシャルなプレーヤーだったかを痛感したよ」

 トリビュートといえばノスタルジックな印象も受けるが、新曲から受ける手応えは、新しい冒険であり、テクノロジーなのである。ニックはさらに補足する。

リックが逝ってしまって…

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