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バニラエアで行く台湾 格安運賃がブームの追い風 (3/4ページ)

2014.11.17 11:50

オープンスポットに駐機している飛行機へタラップを使って搭乗。機体の前での記念撮影もすっかり定番になった=2014年10月19日、千葉県成田市・成田空港(倉谷清文さん撮影)

オープンスポットに駐機している飛行機へタラップを使って搭乗。機体の前での記念撮影もすっかり定番になった=2014年10月19日、千葉県成田市・成田空港(倉谷清文さん撮影)【拡大】

  • シニアフライトアテンダントの竹内さん(中央の男性)を中心に、この日のフライトには計5名のクルーが乗務=2014年10月19日、千葉県成田市・成田空港(倉谷清文さん撮影)
  • 『千と千尋の神隠し』に出てくる湯婆婆の家のモデルにもなったといわれる「阿妹茶楼」。軒下の赤い提灯がともり始める夕暮れ時は街全体がノスタルジックな雰囲気に=2014年10月19日、台湾・新北市瑞芳区の九●(にんべんに分、きゅうふん、倉谷清文さん撮影)
  • 古い茶芸館が軒をつらねる急な石畳の階段も外せない観光スポットだ=2014年10月19日、台湾・新北市瑞芳区の九●(にんべんに分、きゅうふん、倉谷清文さん撮影)
  • 私たちが宿泊した民宿「九●(=にんべんに分)小町(きゅうふんこまち)」の海に面した部屋からの絶景=2014年10月20日、台湾・新北市瑞芳区の九●(にんべんに分、きゅうふん、倉谷清文さん撮影)
  • 九●(=にんべんに分、きゅうふん)からひと山越えた地にたたずむ金瓜石の街。このあたりは金鉱の採掘のために戦前から多くの日本人が移り住んだという=2014年10月20日、台湾・新北市瑞芳区(倉谷清文さん撮影)
  • 長年の浸食によって形づくられた東北角海岸の奇岩群にも、多くの観光客が訪れる=2014年10月20日、台湾・新北市瑞芳区の九●(にんべんに分、きゅうふん、倉谷清文さん撮影)
  • 「九●(=にんべんに分)小町(きゅうふんこまち)」を経営する高野誠さん(右)と秀卿さんのご夫妻。7年ほど前からこの地に移り住み、町の変遷を見つめてきた=2014年10月20日、台湾・新北市瑞芳区の九●(にんべんに分、きゅうふん、倉谷清文さん撮影)
  • 台湾・新北市瑞芳区の九●(=にんべんに分)(きゅうふん)

 細い路地にみやげ物屋などが並ぶ基山街と、古い茶芸館(中国茶カフェ)が軒をつらねる急な石畳の階段が散策のメーン。外国からの観光客も多く、坂道ですれ違う人々の間にいろいろな国の言葉が飛び交う。私たちが訪れた日はあいにくの雨だったが、傘をさしながらぬれた石畳を踏みしめると、まるで日本の古都を歩いているような不思議な感覚におちいった。

 ガイドブックには「台北市内から1時間で行ける日帰りスポット」とある。

 「でも、それではもったいないですよ。この街に残る古き良き時代の面影は、観光客が帰路につき始める夕暮れどきに色濃くあらわれますから」

 そう話してくれたのは、私たちが宿泊した民宿「九ふん小町」の日本人経営者、高野誠さん(51)だ。7年前に移り住んで日本食の店を始め、以来この町の変遷を見つめてきた。民宿を開いたのは2009年。日本語が流暢(りゅうちょう)な奥さんの秀卿(シュウケイ)さんとともに、日本からの宿泊客も数多く受け入れている。赤い暖簾(のれん)をくぐって格子戸をあけると、出迎えてくれるのは障子や畳をしつらえた純和風の空間だ。バルコニーのある部屋から、晴れた日には東シナ海や基隆山が一望できる。台湾の民宿は素泊まりが基本だが、九ふん小町では朝食(和食)も提供していて、これを目当てに訪れる台湾人ゲストも少なくない。

九ふんの魅力を一人でも多くの人に

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