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作品や取り組みに次代へのヒント 「活動のデザイン THE FAB MIND」 (2/4ページ)

2014.11.17 12:30

アルヴァロ・カタラン・デ・オコン「ペット・ランプ」(2012年~)=2014年11月11日、東京都港区(原圭介撮影)

アルヴァロ・カタラン・デ・オコン「ペット・ランプ」(2012年~)=2014年11月11日、東京都港区(原圭介撮影)【拡大】

  • タクラム・デザイン・エンジニアリング「Shenu:100年後の水筒」(2012/2014年)=2014年10月21日(吉村昌也さん撮影、提供写真)
  • DNAシャロアー&クリスティン/ヴァンスファッペン「ロースさんのセーター」(2012年)=2012年11月10日(Joop_Reijngoudさん撮影、提供写真)
  • ダグラス・クープランド「21世紀初頭のスローガン(2011年~)=2014年11月11日、東京都港区(原圭介撮影)
  • フロント&シアザマ_プロジェクト/エディションス_イン_クラフフト「ストーリー・ベース」(2011年~)=2014年11月11日、東京都港区(原圭介撮影)

 世界の物づくりは、経済の国際化とともに激しい競争にさらされている。中国などから安い製品が入ってきて、伝統的な工芸が経営上立ち行かなくなる国もあれば、日本のように国などの保護が手厚すぎて技術の改良が進まない国もあるという。

 ペットボトルを使った工芸は、ドイツを拠点に活動するフローリー・サルノットがアフリカ・西サハラで取り組む「プラスティック・ゴールド」も同じ。ペットボトルを線状に刻み、金色に染めて、美しいレースの首飾りに編み上げる。

 工芸をコミュニケーションや町おこしのツールに利用したのが「ロースさんのセーター」。オランダ・ロッテルダムのシャロアー地区で、ロースさんが60年間編み続けてきたセーター500着に住民が袖を通してダンスを踊った。160カ国から移民が集まっているシャロアー地区の“一体感”を醸成するのに、大きな力となった。

 情報社会を批判

 一方で、地球規模では、テクノロジーや情報社会という面で、格差がどんどん広がっている。あふれる情報社会と無縁の人々に情報発信の機会を持ってもらおうという試みもある。「ストーリー・ベース」は、南アフリカでビーズ細工を手がける女性5人との会話を英語に置き換え、ビーズをつなげた文章として瓶にかぶせた。

「つねに批判的に社会をみている彼の視点や言葉は参考になる」

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