「鉄道員」で娘役を演じた広末涼子さんは「今はまだ信じられません。ただただ悲しくて、寂しいです」とコメント。「背筋の伸びた大きな体で、力強く抱きしめてもらった思い出…全部忘れません」と、思いをはせた。妻役の大竹しのぶさんは「映画人『高倉健』の魅力は、そのまま、人間『高倉健さん』の魅力。神様みたいな人が本当の神様になってしまった」としのんだ。
鉄道員のほか、最後の作品「あなたへ」など、数多くの主演作でメガホンを取った降旗康男監督は「残念の一言です。来春の撮影を楽しみにしていましたが、できなくなってしまいました」と悔しさをにじませた。(SANKEI EXPRESS)