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本能に生きる主人公がうらやましい 映画「紙の月」 宮沢りえさんインタビュー (1/5ページ)

2014.11.14 13:20

「私の暗記力がすごい?_窮地に追い込まれたら誰だってセリフの暗記などできますよ」と語る、女優の宮沢りえさん=2014年11月6日、東京都港区(鴨川一也撮影)

「私の暗記力がすごい?_窮地に追い込まれたら誰だってセリフの暗記などできますよ」と語る、女優の宮沢りえさん=2014年11月6日、東京都港区(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 「旅行と友人との食事についてはお金の出し惜しみはしません」と語る、女優の宮沢りえさん=2014年11月6日、東京都港区(鴨川一也撮影)
  • 映画「紙の月」(吉田大八監督)。11月15日公開(松竹提供)

 7年ぶりの主演映画「紙の月」(吉田大八監督)で宮沢りえ(41)が演じたのは、長らく共働きで子供を持たない「DINKS(ディンクス)」の生活を謳歌(おうか)してきたきまじめな女性銀行員の梨花。思いがけず自分よりはるかに年下の大学生と恋に落ちるや、その遊ぶ金欲しさから、次々と顧客の預金に手を付けては帳簿類の偽造を繰り返し…。

 「梨花は平凡な生活を送ってきた女性だし、主婦の仕事もきちんとこなしていました。私の場合、そのどちらにも当てはまらない人生だったので、梨花の役作りではかなりの想像力を必要としたんですよ」。宮沢にとって、梨花は等身大の自分とはあまりにもかけ離れた役どころではあったが、本作に出演したことで、人間に与えられた自由とは何か-を真剣に考えるまたとない契機ともなったそうだ。

 できない役はない

 本作は、直木賞作家、角田(かくた)光代(47)の同名のベストセラーを、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督(51)が映画化。先の東京国際映画祭では、観客賞のほか、宮沢に主演女優賞をもたらしたのは記憶に新しい。

「『役者にできない役はない』が私のモットーです」

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