お金とはメリハリをつけた付き合い方をしてきたつもりだ。「例えば、旅行したいときとか、自宅に友達を呼んでご飯に招待したいとき…。そういうことにはお金を惜しみたくないので、結構、自由にお金を使う方です。私は行きたいところには行くし、みんなとご飯を食べたいときには大盤振る舞いだってします。人間が豊かになる活力となるならば、出し惜しみはしません」。お金に自分の生活が支配されてしまうのは、宮沢のもっとも嫌うところだという。
演技の引き出し充実
東京国際映画祭で主演女優賞を手にしたことで、改めて映画女優としての責任を痛切に感じた。「20年後、30年後も世の中に残り、鑑賞されるのが映画であり、そこが最大の魅力でもある。そういう意味で演者たちはものすごく緊張感を強いられますよね。映画が皆さんに愛され、後世まで生き続けることができれば、再び大きなスクリーンで放映されることもあるでしょう。いいものを作れば残り、そうでなければ消えていく。映画の世界はとても怖いものですね」。