会議室も「現場」仕様
街中にある本社の会議室は、床が作業現場のような鉄製。常に現場とともにあることを忘れないためで、役員室の表札の名前の横にはそれぞれの靴のサイズも記載されている。大企業でも非上場のまま。その理由をスウィージーさんは「常にお客さまとともにあるため、ウォール街とは距離を置きたい」と説明した。
「見せる」青山店
一方、東京・青山の直営店は1月にオープン。1980年代から日本では代理店などが扱い、タレントの木村拓哉さんがファンだったことなどから90年代にブームとなった。その流れが一段落した2000年代以降、日本市場を強化する中で2005年に日本法人が発足。初の路面店となる東京青山店は、実際に工場で使われている工機や工具、原皮を展示、資料館としての意味合いも兼ねる。
例えば実際に工場で使われているミシンは、生ゴムを染みこませた3本の糸で靴の表面を縫い合わせている。「ゴムで縫い目の穴がふさがり、防水効果を発揮します」と日本法人のマーケティング担当、中嶋崇之さん。