“次世代環境車”と呼ばれ注目を集める、プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)。2014年には、国内外の自動車メーカーから相次いで投入され、本格的な普及に向けて販売数も拡大を続ける中、整備が急務と叫ばれる充電スタンドについても、行政・企業を巻き込んだ取り組みが活発化しているという。
これまで、PHVやEV購入の懸念材料として充電施設の不十分さがあげられていたが、現在では、全国の充電スタンドの数は普通充電器で約7700カ所、急速充電器で約3000カ所まで拡大。ローソンなどのコンビニや、イオンやららぽーとなどの大型ショッピングモールを含め、日常生活での利用が多い施設での導入が進み、全国約110カ所のPAや、全国約240カ所などの宿泊施設など、レジャー時に利用する場所での設置も拡大し、仕事からプライベート、旅行など、あらゆるシーンに対応した状況ができつつある。