サイトマップ RSS

勢力拡大する反捕鯨団体シー・シェパード (3/4ページ)

2014.12.2 10:20

日本の調査捕鯨船団の目視採集船「第3勇新丸」(右)に衝突してくるシー・シェパードの妨害船。暴力を止めようとしないシー・シェパードは年々、右肩上がりで支援者からの寄付金を増やしている=2010年2月6日、南極海(AP=シー・シェパード提供)

日本の調査捕鯨船団の目視採集船「第3勇新丸」(右)に衝突してくるシー・シェパードの妨害船。暴力を止めようとしないシー・シェパードは年々、右肩上がりで支援者からの寄付金を増やしている=2010年2月6日、南極海(AP=シー・シェパード提供)【拡大】

  • 反捕鯨団体「シー・シェパード」(本部・米ワシントン州)の創始者、ポール・ワトソン容疑者(国際氏名手配中、共同)

 この出来事は、これまで知名度が低かった欧州方面で、勢力を拡大していることを示している。SSの公式サイトによれば、ここ数カ月以内でも、SSはオランダで大規模なイベントを開催。ルクセンブルクのロックバンドはSSとのコラボで新曲を発表した。

 SSは、クジラやイルカを捕獲する日本を野蛮なヒール役に仕立て上げ、有名人を使った広報戦略と虚偽だらけの告発で、環境保護や動物愛護に関心を持つ人々から寄付金を集めるビジネスモデルを確立した。支援者の多い米国、オセアニアに続き、欧州を新たな重要拠点、収入基盤にしようと狙いを定めている可能性がある。

 日本の目視船にも妨害か

 オーストラリアの公共放送ABCによれば、SSは今冬、南太平洋でのマゼランアイナメ(別名・めろ)の反密漁キャンペーンに乗り出す。すでに、妨害船は事実上の母港としているオーストラリアやニュージーランドの港から洋上に出向く態勢を整えている。

“一番弟子”ピーター・ハマーシュテッド氏

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ