サイトマップ RSS

和食の概念こだわらぬ「東京料理」 京都 なだ万賓館 (1/4ページ)

2014.12.3 17:10

まるで芸術作品のような前菜。和牛テンダーロインカツサンドを加えるなど、旧来の和食にこだわらない姿勢が感じられる=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)

まるで芸術作品のような前菜。和牛テンダーロインカツサンドを加えるなど、旧来の和食にこだわらない姿勢が感じられる=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 甘鯛の味わいと、かぶらの甘みが印象的な「ぐじ(甘鯛)餅粉揚げ_かぶら汁仕立」=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 紅葉したモミジの葉を使うなど、器にも秋らしさが漂う本マグロなどの刺身=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 酸味や辛味、クリーミーさの融合が絶妙な「ずわい蟹とトマトのサラダ」=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 最高級の飛騨牛の牛タンを使ったユニークな「和牛牛タン柔らか煮」。「東京料理」の真骨頂といえるだろう=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 「海外の食材や文化を積極導入し、他店とは違った料理の提供に挑みたい」と語る伊藤卓也料理長=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • シックな店内にも老舗ならではの気配りが感じられる=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)
  • 京都市の中心部、京都文化博物館内という抜群のロケーションに立地する「京都_なだ万賓館」=2014年11月14日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)

 【京都うまいものめぐり】

 1830(天保元)年創業の日本料理の老舗、なだ万(本社・東京都新宿区)が9月、京都初出店となる「京都 なだ万賓館」を京都文化博物館内にオープンさせた。首都圏を中心に日本料理の老舗で知られるなだ万だが、日本料理の“総本山”ともいえる京都への出店にあたり「東京料理」という新概念を打ち出した。海外の食材などを取り入れ「伝統的な和食にこだわらない新たな日本料理を提供したい」と意気込んでいる。

 念願の地に出店

 長崎出身の初代・灘屋萬助氏が大阪で創業後、東京に本社を移して知名度を高めたなだ万。いまでは国内はもとより、香港やシンガポール、中国などアジア5カ国にも7店舗を展開するが、松苗充紀支配人(40)は「京都への出店は社をあげての念願でした」と強調する。

 「首都圏を中心に、北海道から九州まで幅広く店舗を展開してきましたが、何と言っても京都は日本料理や和食文化発祥の地ですからね。念願かなって気が引き締まる思いです」(松苗支配人)

先付けにカツサンド

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ