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【だから人間は滅びない-天童荒太、つなげる現場へ-】(9-2) 「人のため」が「自分のため」になっていく (2/3ページ)

2014.12.5 17:10

NPO法人「すぎとSOHOクラブ」で小川清一さん(奥右)、豊島亮介さん(奥左)と語らう天童荒太(てんどう・あらた)さん(左端)。「すぎと~」の活動は起業家支援からまちづくり、子育て支援に里山再生と多岐にわたる=2014年11月4日、埼玉県北葛飾郡杉戸町(塩塚夢撮影)

NPO法人「すぎとSOHOクラブ」で小川清一さん(奥右)、豊島亮介さん(奥左)と語らう天童荒太(てんどう・あらた)さん(左端)。「すぎと~」の活動は起業家支援からまちづくり、子育て支援に里山再生と多岐にわたる=2014年11月4日、埼玉県北葛飾郡杉戸町(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 福島県郡山市
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  • 埼玉県北葛飾郡杉戸町

 いざという時に役に立つ

 天童 余震や放射能の問題などどんなリスクがあるか、また、本当に助けになるかどうかも未知数のなか、ともかくぱっと行動できてしまうところがすごいですよね。

 小川清一さん(以下小川) 杉戸町は江戸川・古利根川の流域にありますが、もともと「川」を通じて、いろんな自治体と交流があった。その中に新潟県山古志村(現長岡市)もいて中越地震のときの困った状況を学んでいたから。

 豊島 あっちで困ってるときこっちで助けるのって大事だよね、という広域的共助みたいなことを、山古志村とのつながりで学びましたね。災害のニュースを見て大変だなと思っても、住んでいる人の顔までは思い浮かばない。でも、知り合いとかがいると、顔が思い浮かぶ。

 小川 震災が起きたと聞いて、きっと備蓄品じゃなくて、生鮮品や温かい物を食べたいだろうと。われわれは普段から、イベントとかで「カッパ汁」って名付けたすいとんを販売していたんですね。主食にも副菜にもなるからと。そういう積み重ねがあったから、災害時にどういう風にすればいいか分かってた。

豊島亮介副理事長「ICSという防災言語」

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