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【ノーベル賞授賞式】平和賞 マララさん演説 「空っぽの教室 もう終わりに」 (2/4ページ)

2014.12.11 09:50

ノーベル平和賞を授与されるマララ・ユスフザイさん=2014年12月9日、ノルウェー・首都オスロ(AP)

ノーベル平和賞を授与されるマララ・ユスフザイさん=2014年12月9日、ノルウェー・首都オスロ(AP)【拡大】

  • パキスタン・首都イスラマバード
  • ノルウェー
  • 青色発光ダイオード(LED)の発光の仕組み=2014年10月7日現在。※P型半導体とN型半導体の接合面で電気的にマイナスの電子とプラスの正孔が結合し、電気エネルギーが直接、光エネルギーに変わって発光する
  • 歴代日本人ノーベル賞受賞者(敬称略)=1949年~2014年10月。※南部陽一郎氏は米国籍。2014年の受賞者決定も含む
  • スウェーデン・首都ストックホルム

 2012年、下校途中にイスラム過激派「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の凶弾を受け、一時は意識不明となったマララさんは「私たちの未来は教室にあった」と振り返った上で「彼らの銃弾は勝てませんでした」「私はより強くなった」と不屈の闘志を見せた。

 教育を求める少女の代表として授賞式に招待した5人の名を挙げ「1人で声を上げているわけではありません。私は学校に行けない6600万人の少女(の代弁者)なのです」と強調。「全ての子供が学校に行くのを見届けるまで、闘い続けます」と決意を新たにした。

 全ての子供に初等および中等教育を保証するよう求め、「戦車を造るのは極めて易しいのに、なぜ学校を建てるのはそんなに難しいのか」と「大人の世界」に注文を付けた。児童労働や少女の児童婚などを今、終わらせようと演説を締めくくった。

 賞金は計800万スウェーデンクローナ(約1億3000万円)。マララさんは「私の村では、いまだに女の子が通える中学校がありません」と説明し、学校建設に使うとした。(共同/SANKEI EXPRESS

【演説要旨】「誰も私たちを止められない」

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