アフガニスタンの首都カブールの廃墟で、ヌンチャクを持ちポーズを決めるアッバス・アリザダさん。ネット上では、「ブルース・リーの生まれ変わりだ」などと大反響を呼んでいる=2014年12月9日、アフガニスタン・首都カブール(ロイター)【拡大】
優秀な武術家に成長
BBCも詳しく生い立ちを伝えた。アリザダさんは子供が10人いる貧しい家庭で育った。14歳の時に、「ドラゴン危機一発」(71年)、「燃えよドラゴン」(73年)といったリーさんの主演映画に夢中になり、映画を見ながら武術を身につけたという。
武術学校に通って本格的に学ぶような余裕はなかったが、彼の熱意に打たれた武術指導者の支援を受け、国内の大会で優秀な成績を収める武術家へと成長。現在は戦乱で廃虚と化したカブールのダルラマン宮殿で週2回トレーニングを続けており、「この国が破壊されることは悲しいが、そのことが俺を奮い立たせるんだ」と闘志を燃やしている。
父親のモハマド・レザさんはBBCに「貧しくて武術学校に行かせてやれなかった。ブルース・リーとして過ごすことで、スターになる夢がかなうことを神に祈っているよ」と話した。