欧州株式市場は16日、大幅反発したが、続く米国市場ではリスク回避のための利益確定売りが優勢となり、ニューヨーク証券取引所のダウ工業株30種平均は3営業日続落の1万7068.87ドルと、約2カ月ぶりの安値水準となった。(ワシントン 小雲規生/SANKEI EXPRESS)
≪逆オイルショック 安倍政権に冷水≫
揺れる金融市場
「まるで乱気流に巻き込まれたようだ」
ルーブル下落のあおりを受け、投資家の買いが比較的安全な資産とされる円に殺到し、16日の外国為替市場の円相場は一時、1ドル=115円台に急騰。日銀の追加金融緩和後、短期間に1ドル=10円も下落した円安がウソのようなマネーの逆流に、大手邦銀の為替ディーラーは青ざめた。
原油を主要産品とするロシアは、1バレル=100ドル程度で国家予算を組んでいるとみられるが、足元はほぼ半値の50ドル台。夏場以降に進んだ原油価格の急落で国家財政が揺らぎ、ルーブルが売られた。