そんな彼らの名前を不動のものにしたのは米カリフォルニア州で毎年行われる有名ダンスコンテスト「BODY ROCK(ボディー ロック)」。米のダンサー仲間に勧められ出場し、2010、11年に2年連続世界一に輝いた。このコンテストは、20~30人と大勢が群舞に近い踊りで挑むのが主流の中、日本からやってきたたった4人のダンサーは、その高いダンス技術と舞台構成で優勝をかっさらった。「名前を呼ばれても気付かなかった。まさかの優勝だった」という。
ダンスコンテストで優勝することを目標にするストリートダンスのチームが多い中、シットキングスは「人に勝つためにコンテスト志向のパフォーマンスを作る気はなかった」という。むしろ目指すのは「自分たちもお客さんも楽しめるパフォーマンス」。それは今も変わらない。最近、薦められてある芝居を見た。「ダンスとは違うが、いろんなものを見て勉強して舞台に生かしたい」。シットキングスは次にどんなステージを見せてくれるのだろうか。(田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS)