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超一流目指して 各地で活動活性化 「モーストリー・クラシック2月号」 進化する! 日本のオーケストラ (2/4ページ)

2014.12.24 12:30

東京都響を指揮する大野和士さん(東京都交響楽団提供)。(C)堀田力丸

東京都響を指揮する大野和士さん(東京都交響楽団提供)。(C)堀田力丸【拡大】

  • 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」(2015年2月号、提供写真)

 「団員に昔から知っている仲間の演奏家が多いということもありました。さらに、私のこれまでのオペラを含めたさまざまな体験を、同時代に生きる者として、社会的な問題も意識しながら、クラシック音楽を伝えていくことの意義や可能性を見いだせることを確信できたからでもあります」と音楽監督を引き受けた理由を話した。

 N響の首席指揮者に就任するパーヴォ・ヤルヴィは、62年、エストニアの首都タリン生まれ。父ネーメ、弟クリスチャンも指揮者という音楽一家。アメリカで教育を受け、シンシナティ響首席指揮者などを歴任。現在、今月来日したばかりのドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの芸術監督などを務める世界的な指揮者。

 このほか、読売日本交響楽団はカンブルランが常任指揮者を務め、「その歴史において、もっとも充実した時代を迎えているのではないか」(音楽評論家、鈴木淳史氏)。

 広上淳一が常任指揮者を務める京都市交響楽団は、定期公演が満席を続けている、など日本オーケストラ連盟加盟のオーケストラ33団体はいま、活発な活動を続けている。

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