サイトマップ RSS

超一流目指して 各地で活動活性化 「モーストリー・クラシック2月号」 進化する! 日本のオーケストラ (3/4ページ)

2014.12.24 12:30

東京都響を指揮する大野和士さん(東京都交響楽団提供)。(C)堀田力丸

東京都響を指揮する大野和士さん(東京都交響楽団提供)。(C)堀田力丸【拡大】

  • 月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」(2015年2月号、提供写真)

 100年超の歴史

 ところで、日本のオーケストラ史は100年以上に及ぶことをご存じだろうか。日本の洋楽演奏団体は1871(明治4)年に創設された海軍と陸軍の軍楽隊にさかのぼる。87(明治20)年、東京音楽学校が開校し、学内オーケストラが作られる。明治後半になると、三越や白木屋、いとう呉服店(後の松坂屋百貨店)が少年音楽隊を結成し宣伝などに活用した。

 オーケストラ史で忘れてならない人物は山田耕筰と近衛秀麿。「赤とんぼ」などの作曲で知られる山田はベルリン留学から帰国後の1915(大正4)年、東京フィルハーモニー会管弦楽部を組織し、その後、弟子の近衛と日本交響楽協会を作った。内紛で分裂し、近衛は現在のN響につながる新交響楽団を結成する。山田は「日本の交響楽運動の父」と称され、近衛は団員から「親方」と呼ばれ慕われた。

まだまだ世界に発信する力は弱い

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ