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「謎の旅人」と育てるブランド チャーリー・ヴァイス (4/4ページ)

2014.12.24 15:35

店頭は数週間単位で陳列が変わる。11月末は「チャーリー・ヴァイスが旅をするために必要なもの」というテーマでそろえた小物類が並んだ=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)

店頭は数週間単位で陳列が変わる。11月末は「チャーリー・ヴァイスが旅をするために必要なもの」というテーマでそろえた小物類が並んだ=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)【拡大】

  • サロンには、チャーリー愛用の旅行カバンや、友人たちからチャーリーにあてたメッセージも並ぶ=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 店の奥には常連客しか入れないサロンがある。「チャーリーのサテライト・オフィス」という設定で、本人の「私物」が置かれているほか、バーカウンターやソファもあり、不定期で行うイベントなどに活用されている=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 店頭のオリジナル衣料は「チャーリー・ヴァイス家のクローゼット」をイメージした陳列。旅から戻ったチャーリーが、ワードローブを入れ替え、まだ出かけていくという設定になっている=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 伊勢丹がこの秋から販売を始めた「チャーリー・ヴァイス」ブランドオリジナルのジャケット(5万2920円)で、長野県の提携先工房で作られた。着心地のいいニットジャージー製で、アクセントで巻くウールのショール(3万1320円)は素材にこだわる英シーワード&スターン社製=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • チャーリーがロサンゼルスのダウンタウンの外れにあるファクトリーで見つけた柔らかな風合いのTシャツを再現したというシャツ。黒と白の2枚組で1万7280円=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 「チャーリーが子供の頃、カナダの祖父の別荘を訪ねた際に着せてもらったカウチンセーター」をイメージした、山形県の提携先工場で織られたセーター(上、7万200円)と肌着ブランド「bodco」とコラボしたパーカー(下、2万4840円)=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 「肌と一体化するはき心地の良さ」とチャーリーが絶賛する、包帯生地を使ったパンツ(4104円)=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • こだわりのオリジナル小物類。ハンガー(左上、5400円)と以外に少ないベルトハンガー(右上、2700円)。ドイツ製レザーをつかったクラッチバッグ(左下、大3万2400円、小1万800円)とリネンのハンカチ(3780円)など=2014年11月26日、東京都新宿区(野村成次撮影)
  • 「2014年ベストドレッサー賞」の学術・文化部門を受賞した放送作家の小山薫堂(こやま・くんどう)さん。この日の服はチャーリー・ヴァイスが選んだという=2014年11月28日、東京都内(提供写真)。(C)日本メンズファッション協会

 大勢で「人物像」作る

 小山薫堂さんは11月、日本メンズファッション協会が主催する今年のベストドレッサー賞を受賞、式典で着たスーツは「チャーリーにアレンジしてもらった」という。ほかチャーリーの素顔については「3年前にイタリアンレストランで一緒に食事をした」(大西社長)、「1989年にヨーロッパの彼の家でテムズ川で捕れたサケのパイを食べた」(音楽家の千住明さん)などさまざまな文化人、知識人が友人という設定で発言。服飾史家の中野香織・明治大学特任教授は「虚構の人物に対するイメージが広がって、ブランドが育っていく貴重なケース」と分析する。

 伊勢丹新宿本店では今後、オリジナル衣料の種類を増やし、他のブランドとのコラボレーションも検討する。「『和』で何かをあえて新しいものを作る才能にあふれている」(小山さん)というチャーリー。果たして本人が姿を見せる日は来るのか。自分自身がブランドを育てられる面白さ、仲間のできるうれしさ、そしていつか会えるかもしれないチャーリーの登場を、ワクワクしながら待つ楽しさも提供してくれる、大人のブランドだ。(文:藤沢志穂子/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS

チャーリー・ヴァイス

東京都新宿区新宿3の14の1 伊勢丹新宿本店メンズ館8階。(電)03・3352・1111。営業時間、休日は伊勢丹新宿本店に準ずる。

 ※価格は税込みです。

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