また、「まず民主党を立て直すことが非常に重要だ」と繰り返しており、維新の党などとの合流を嫌う勢力の支援が集まりそうだ。
実際、政府や党の要職を歴任してきた岡田氏に対して「細野氏にみられる危うさがない」(閣僚経験者)と安定感を評価する声が多い。
枝野幸男(ゆきお)幹事長(50)が支持を明言し、野田佳彦元首相(57)のグループの多くに加え、玄葉(げんば)光一郎元外相(50)や安住淳(じゅん)元財務相(52)も支持する方針。参院のベテランらにも期待が広がっている。
対する細野氏には、長島昭久元防衛副大臣(52)や羽田(はた)雄一郎参院幹事長(47)ら保守系議員が支持に回る構えだ。ただ、細野氏が25日朝、「兄貴分で政治の師匠」と公言する前原氏に支援を求めた際、野党再編をめぐり、前原氏からこうクギを刺された。