店内には代表的なデザインのストールが飾られている。右から「ダッチ・フラワー」(4万1580円)、カーディガン(5万2920円)、ボーダー柄ストール2色(各2万8080円)、チェック柄ストール(2万7000円)=2014年12月18日、東京都港区(寺河内美奈撮影)【拡大】
「インドの歴史に哲学、ヒンディー語など全てがインスピレーションの素」とベスさん。流行に追われるファッション業界にも疲れ、「もっと長く愛されるものを作りたい」とストールのブランドを立ち上げることにした。素材のシルクやウール、コットンなどの調達とプリントや織物など、製造は原則としてインドの契約先の工房で行い、現在はベスさんがパリでアートディレクションを、ヤンさんがコペンハーゲンでデザインチームを統括する。
日本文化にも関心
EPICEの作品は、歴史と芸術を背景としたアートを「身にまとう」感覚で作られている。異文化への造詣が深いベスさんは日本文化にも関心を寄せ「和紙や陶芸、小津安二郎の映画はとても魅力的」と話す。
その日本の技術を使った傘を3月から発売する。骨が丈夫で軽くて壊れにくく、紫外線をカットする遮光機能を備えたポリエステル素材の傘の技術は日本が先端を行く。デザインは、スペインで見つけたシャッターの落書きからヒントを得た遊び心満載のものから花柄、縁取りを刺繍(ししゅう)したものまでさまざま。ストールで培ったデザイン性が生かされている。あわせてトートバッグの取り扱いも開始。