民主党代表選の共同記者会見を終えた(左から)岡田克也代表代行、細野豪志(ごうし)元幹事長、長妻昭(あきら)元厚生労働相=2015年1月7日午後、東京都千代田区永田町の民主党本部(酒巻俊介撮影)【拡大】
野党再編志向の強い細野氏は「一緒になるのは現実的には難しい」と封印する考えを示した。ただ、推薦人の松本剛明(たけあき)元外相(55)らは党名変更や新党構想もぶち上げ、再編に積極的だ。橋下氏と親交の深い前原誠司元外相(52)も細野氏支援の条件に野党再編を挙げる。
3人が党の課題として掲げたのは、ともに党内のガバナンスの徹底だった。ただ、その手法をめぐっても、さや当てを演じた。ガバナンスの手法を問われた岡田氏は「細野氏と考え方が違うのは、党の中に派閥を作ることだ。古い自民党になる」と述べ、掛け持ち可能なグループ主体の民主党で派閥「自誓会」を立ち上げた細野氏を批判。細野氏は造反者への「厳しい対応」をちらつかせ、長妻氏は「決めたから従えではない」と反論した。
風当たり厳しく
網膜剥離の手術から間もない岡田氏を除く長妻、細野両氏は共同会見後、さっそくJR新宿駅西口で街頭演説を行った。立ち止まった聴衆は200人余りで、演説の途中、「日本から出て行け」との罵声が飛んだ。
各候補は選挙期間中に全国11カ所で街頭演説を行い、党の存在感をアピールする狙いだが、まとまりを欠いた民主党への風当たりは依然厳しいようだ。(SANKEI EXPRESS)