そして、挑戦の続きがあります。2015年から始まるリオデジャネイロ五輪予選。これを勝ち抜けば、日本女子初の五輪切符が手にできるのです。
座右の銘にしている言葉があります。「好きだからこそ、頑張れる」。補助教員をしていたとき、ある授業だけやたらと熱心に発言する児童がいました。「なんで」と聞くと、「好きだから頑張れるんじゃん。先生もそうでしょ」と返されました。志半ばでプールを去った先輩たちの分まで、五輪を目指して戦い続けます。
水球女子日本代表として、リオデジャネイロ五輪出場へ向けた戦いの日々をつづります。水球の魅力や、マイナー競技ならではの苦労話も紹介していきます。(水球女子日本代表、東京都立桜町高教員 中野由美/SANKEI EXPRESS)
■なかの・ゆみ 1986年7月1日、神戸市生まれ。水球女子日本代表。4歳からスイミングスクールに通い始め、7歳から水球を始める。中学卒業後に単身上京し、水球の強豪・藤村女子高校へ進学。東京女子体育大卒。大学時代はインカレ、日本選手権いずれも4年連続優勝。大学卒業後、製薬会社に就職するも五輪出場の夢を追うために3カ月で退社した。東京都立桜町高教員。