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【仏紙銃撃テロ】「不屈」「挑発」 預言者風刺画掲載に賛否 仏紙銃撃後初の発行、500万部に (1/3ページ)

2015.1.15 06:45

仏南部ニースの売店で1月14日、風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の最新号を買うために並ぶ人々。店頭に置かれた最新号では、預言者ムハンマドの風刺画が1面に掲載された=2015年(ロイター)

仏南部ニースの売店で1月14日、風刺週刊紙「シャルリー・エブド」の最新号を買うために並ぶ人々。店頭に置かれた最新号では、預言者ムハンマドの風刺画が1面に掲載された=2015年(ロイター)【拡大】

  • フランス・首都パリ

 フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドは14日、銃撃事件後初の発行となる最新号を発売した。イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を1面に掲載することでテロに屈しない姿勢を示した。短時間で売り切れたため、発行部数を300万部から500万部に増やすことを決めた。市民からはテロへの「不屈」の姿勢を示すために、預言者の風刺画掲載は必要との支持の声が上がる一方、イスラム教徒らは「挑発」と批判しており、表現の自由をめぐる溝の大きさを改めて示した。

 市民が早朝から行列

 最新号の1面を飾ったのは、ムハンマドがシャルリー・エブド紙への連帯を示す「私はシャルリー」との標語が書かれた紙を手に持って涙を流す絵柄で、「すべて許される」との見出しがついている。紙面では襲撃犯の兄弟、サイド・クアシ(34)、シェリフ・クアシ(32)の両容疑者の風刺画も掲載された。最新号は仏語、イタリア語、トルコ語の各版が発行され、サイト上では英語、アラビア語、スペイン語でも読める。

 パリ市内各地の売店ではこの日早朝から、購入しようとする市民が開店前から列をなした。

「シャルリーに連帯感を示す」「悲惨な事件を記憶にとどめる」

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