「売り切れるかと思ったが、買えてよかった」。14日早朝、パリ中心部のレピュブリック広場の売店で最新号を買った男性看護師(47)は笑顔を見せた。
この売店では開店直前、すでに100人近くの市民が並んだ。「シャルリーに連帯感を示す」「悲惨な事件を記憶にとどめる」。市民らは暗い早朝から待った動機をこう語った。
最新号の1面を飾ったムハンマドの風刺画について、男性看護師は「勇気がある」と評しつつ、「これは問題ないのではないか。ムハンマドが(見出しのように)『すべて許される』と言っているのだから」。
ある研究所の女性職員はムハンマドの風刺画を載せたことについて「避けられなかっただろう」と推察する。掲載を見送れば、テロリストに屈したととられかねないためだ。女性職員は「異なる宗教間でも話し合えるのがフランスだ」とイスラム教徒に理解を求めた。