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作品が終わったところから「アゲイン」が始まる 映画「アゲイン 28年目の甲子園」 中井貴一さんインタビュー (2/5ページ)

2015.1.16 12:30

「僕は本当は医者になりたかった」と明かす中井貴一(きいち)さん=2015年1月7日、東京都中央区(今井正人撮影)

「僕は本当は医者になりたかった」と明かす中井貴一(きいち)さん=2015年1月7日、東京都中央区(今井正人撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「アゲイン_28年目の甲子園」(大森寿美男監督)。1月17日公開(マンハッタンピープル提供)

 似た境遇の人は多い

 本作は重松清(51)の原作小説を映画化したものだ。今では野球と距離を置く、坂町(中井)や高橋(柳葉敏郎)には、同じチームの部員が起こした不祥事により甲子園出場を目前に夢を断たれるという、忘れたくても忘れられない苦い思い出があった。それから数十年。かつて不祥事を起こした同窓生の遺児である女子大生(波瑠)が突然坂町の前に現れ、「マスターズ甲子園」への参加を求めてきた…。

 年頃の娘を持つ父親にとっては、本作は、気難しい彼女たちとの距離の取り方を学ぶことができる絶好の機会ともなるかもしれない。父親役を演じることが多い中井は、やはり娘を持つ同級生の友達との会話の内容を役作りの参考としているそうだ。「大学生や社会人になった娘に『洗濯物お父さんのと一緒に洗わないでね』と言われたり、『お父さんは臭いって言われちゃったよ』とぼやく友達を見ていると、大なり小なり、この物語の坂町と似た境遇の方は多いのでは、と感じるんですよ」

父の存在、意識しない

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