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【イスラム国殺害脅迫】勢い陰り 「聖戦の象徴」奪還切望か (3/5ページ)

2015.1.29 07:00

ヨルダン・首都アンマンで取材に応じる中山泰秀外務副大臣(中央)=2015年1月28日(AP)

ヨルダン・首都アンマンで取材に応じる中山泰秀外務副大臣(中央)=2015年1月28日(AP)【拡大】

  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月27日現在

 死刑囚は2005年のヨルダン史上最悪のテロ事件に関与し、イスラム国の前身「イラク聖戦アルカーイダ組織」のザルカウィ元指導者=06年、米軍が殺害=につながる、よく知られた存在だ。死刑囚取り戻しに成功すれば、組織の結束強化に利用できる。

 その前日の26日、イスラム国とクルド人部隊との攻防が続いていたシリア北部の要衝の町アインアルアラブ(クルド名コバニ)を、クルド人側がほぼ奪還したもようと伝えられていた。米中央軍は「イスラム国の対抗勢力がコバニの約9割を支配している」と強調する。

 コバニはトルコとの国境沿いに位置し、イスラム国の進撃を象徴する町だった。それだけに、過激派サイトには「デマが流れた」などと否定の書き込みが並び、イスラム国や支持者らの焦りが見え隠れした。

 イスラム国に詳しい専門家のヒシャム・ハシミ氏は「コバニで恥ずべき敗北をしたばかりのイスラム国にとって、死刑囚の釈放は心理的な勝利をもたらすことになるだろう」と指摘した。(共同/SANKEI EXPRESS

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