1月25日の「世界ハンセン病の日」に都内で行われた街頭キャンペーンで、ボードに応援メッセージを書き込む若者=2015年(日本財団撮影)【拡大】
また、アナウンサーの松尾翠さんは「まず私たち大人が正しい情報をきちんと理解すること。そして、それを次の世代、未来を担う子供たちに正しい形で伝えていくこと」と、正しい理解と教育の大切さを指摘している。
ハンセン病は医学的には解決に向かいつつある。しかし、偏見と差別は根強く、過去ではなく現在の問題だ。街頭キャンペーンでは、ハンセン病を知らない若者が「ハンセン病って何ですか」と話を聞きに来た。回復者の写真や言葉を紹介しながら説明すると、「協力します!」と快く応じてくれた。
「世界ハンセン病の日」にSANKEI EXPRESSで連載中の漫画「ひなちゃんの日常」で、ハンセン病の問題が紹介された。ひなちゃんの祖父が「よかった、ひなちゃんに伝えられて」と、ハンセン病の問題を説明する場面があった。そして「始まりは一人から」と結ばれていた。一人また一人と伝えていくことが何よりも大切なのだ。