サイトマップ RSS

モスル奪還へ4月にも地上戦 「イスラム国」殲滅作戦 米部隊派遣も (3/3ページ)

2015.2.9 00:00

山岳地帯から、イスラム国が支配するイラク北部モスル近郊の村を見下ろすクルド人部隊の兵士。モスル奪還に向けた本格的な地上戦が、始まろうとしている=2014年12月1日(ロイター)

山岳地帯から、イスラム国が支配するイラク北部モスル近郊の村を見下ろすクルド人部隊の兵士。モスル奪還に向けた本格的な地上戦が、始まろうとしている=2014年12月1日(ロイター)【拡大】

  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」空爆に参加した主な中東諸国=2015年2月5日現在
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地=2015年2月2日現在

 モスル奪還には米地上戦闘部隊の参戦が不可欠だが、オバマ氏は派遣に慎重だ。チャック・ヘーゲル国防長官(68)の更迭が決まったのも、地上軍派遣をめぐって大統領と意見が対立したためとされており、米軍や国防総省幹部の発言もオブラートに包まれたように控えめである。ただ、イスラム国の蛮行が再三再四伝えられるにつけて、徐々に風向きが変わっている。

 中央軍のロイド・オースティン司令官(61)と米軍制服組トップのマーチン・デンプシー統合参謀本部議長(62)は最近、攻撃の標的特定でイラク軍を手助けする少人数の米軍兵士が現場で必要になるケースも想定しうるとの見方を示している。中央軍の当局者はCNNに「当面、米軍はイスラム国によるモスルの防御態勢に関する情報収集に努めているが、防御の堅さによっては、イラク軍に随行させる米地上部隊の派遣を政府に提言する」と話している。流れは米地上部隊参戦不可避になってきている。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ