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【イスラム国事件】使命感「危険でも現地から伝える」 (1/4ページ)

2015.2.4 09:10

 日本人2人を殺害したとする声明を発表したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、日本を「標的」にテロを続行すると宣言した。「何が起きているのか、伝えなければならない」。紛争地帯で取材を続けるジャーナリストらは、危険と隣り合わせの現場に向き合う使命感を強調する。一方で自らの身を守る備えがますます重要になると指摘した。また、後藤健二さん(47)が過去にツイッターに投稿した発言(ツイート)が、インターネット上で急激に拡散。ジャーナリストとしての思いが多くの人たちに受け継がれている。

 取材活動 より慎重に

 「戦場で何が起こっているのか。生活する人々のことや、軍や国が何をしているかを伝えていくことは必要だ」と話すのは、フリージャーナリスト集団・アジアプレスに所属する玉本英子さん(48)。昨年末にシリア入りし、その後イラク北部のアルビルに滞在、今後も取材を続ける予定という。

 玉本さんは取材に当たり、必ず治安部隊や民兵組織に同行し、防弾チョッキやヘルメットを欠かさない。今回の人質事件を受け「治安当局者と密に連絡を取り、アドバイスに耳を傾けたい。これまで以上に慎重に進める」と語った。

「テロに屈しないためには、取材や人道支援を続けなくてはならない」

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