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【花緑の「世界はまるで落語」】(34) 女ゴコロの分からなかった小学生 (2/4ページ)

2015.2.9 13:20

モテモテだった小学生の僕と、通っていた当時の目白小学校=東京都豊島区(柳家花緑さん提供)

モテモテだった小学生の僕と、通っていた当時の目白小学校=東京都豊島区(柳家花緑さん提供)【拡大】

  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん(ミー&ハー_コーポレーション提供)

 つまり先に僕を廊下へ呼び出しに来た女の子は、あげたい子の友達なんでしょう。それが5人も続いたんですよ、5人もです! もう自分でも何が起きているのかよく分からない、ポ~っとしちゃって、自分が女の子からもてるなんてそれまで思ってもみなかったことで、その時「あ~僕もててるんだ…」みたいな実感が後から感じてくる始末。

 ですが、根がお調子者な私は廊下でもらって教室に入ったとたん「ヤッター! もらっちゃったぁ!」と、声高らかに言いながら教室へ。クラスの男子がみんな僕ともらったチョコに群がってくる。女の子が何のために、わざわざ廊下へ出て内緒で渡しているのかを全く理解していない。「そういうことが分かるには20年、足りませんでした」みたいな、ボーっとした男でした。

 ビギナーズラックで失態

 そんな女心を少しも感じられないので当然3月14日も平気でスルーしてしまい、僕にチョコをくれた女の子たちは、そのホワイトデーに何かを期待して待っていたかもしれない。はっきり言ってホワイトデーも知らなかった。誠に申し訳ありませんでした。百年の恋も一瞬で冷めたのか、何と次の年から中学を卒業するまでの6年間、ひとっつもチョコをもらったことがありません! 女心を踏みにじった私の行為の代償は大きく付きました。

バレンタインデー 突然のモテキ

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