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「イスラム国」事件が呼んだ韓国「反省」論 (3/4ページ)

2015.2.10 10:45

湯川遥菜(はるな)さんが殺害されたとする画像がインターネット上に流れたことを受け、自宅で代表取材に応じる湯川さんの父親(後ろ姿)。政府や関係者に謝罪した上で深い謝意を示した父親の態度に、韓国世論は感嘆した=2015年1月25日、千葉県千葉市花見川区(代表撮影)

湯川遥菜(はるな)さんが殺害されたとする画像がインターネット上に流れたことを受け、自宅で代表取材に応じる湯川さんの父親(後ろ姿)。政府や関係者に謝罪した上で深い謝意を示した父親の態度に、韓国世論は感嘆した=2015年1月25日、千葉県千葉市花見川区(代表撮影)【拡大】

  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地=2015年2月2日現在

 それにまして、韓国世論が注目したのは、殺害映像が出た後の湯川遥菜(はるな)さん(42)の父親(74)ら人質家族の態度だ。父親は、報道各社の代表取材に「迷惑をかけた」ことを謝罪した上で、政府や関係者の尽力に「深い感謝」を示した。韓国のネットでは、「日本の市民意識は本当にすごい。われわれも見習うべきだ」と感嘆する書き込みがあふれた。

 日本人の態度に驚嘆

 東京特派員を経験した朝鮮日報の論説委員は、コラム(1月27日)に「ことあるごとに他人を攻撃することに慣れているわれわれにとって『迷惑うんぬん』と言って頭を下げる日本人の姿には、相変わらず驚かされる」と記した。

「政府が最善を尽くし、自分たちを裏切らないという信頼を持っていた」

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