湯川遥菜(はるな)さんが殺害されたとする画像がインターネット上に流れたことを受け、自宅で代表取材に応じる湯川さんの父親(後ろ姿)。政府や関係者に謝罪した上で深い謝意を示した父親の態度に、韓国世論は感嘆した=2015年1月25日、千葉県千葉市花見川区(代表撮影)【拡大】
2月6日付の別コラムも「安倍(晋三)政権の失政が大きい」と批判しながらも、人質の家族が示した態度については、「政府が最善を尽くし、自分たちを裏切らないという信頼を持っていた」とし、2004年にイラクで韓国人社員が武装勢力に殺害された事件の政府対応をめぐって国論が揺れ、遺族らが国に損害賠償を求めて提訴した韓国社会との「対極的」な違いに触れた。
「韓国人は共通の敵の前でも互いに争い、何かあればいつも他人のせいにしてきた」とも言及し、こう自省を促した。「韓国人の致命的な弱点だ。これを克服できない限り、日本に追いつくことは永遠にできないだろう」(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)