プラスチックごみを含む大量のごみが海流に乗って押し寄せたフィリピン・マニラ湾の海岸で、清掃作業を行うボランティアたち。プラスチックごみの管理方法整備は、世界的な喫緊の課題だ=2015年2月13日(ロイター)【拡大】
抑制へ対策急務
米メディアによると、研究チームを率いたジョージア大学のジェナ・ジャムベック博士(環境エンジニア、准教授)は12日、サイエンス誌での掲載に合わせて米サンノゼで開会中の米国科学振興協会(AAAS)年次総会で行った研究発表で「このまま何も対策をとらなければ人口が増えるにしたがって状況が悪化し、流出プラスチックごみの量は25年には現在の2倍以上の年間1050万~2800万トンに増えるだろう」と警鐘を鳴らした。この量は「沿岸1フィート(約30.5センチメートル)当たりでプラスチックが詰まったスーパーの買い物袋10個分」に相当するという。
一方で、不適切な廃棄処理を5割減らせば、25年までに流出量を4割減らすことができるとし、ごみの量を減らす取り組みとともに、適切にごみを処理する仕組みを整備するなど、早急に対策をとる必要があると訴えた。