プラスチックごみを含む大量のごみが海流に乗って押し寄せたフィリピン・マニラ湾の海岸で、清掃作業を行うボランティアたち。プラスチックごみの管理方法整備は、世界的な喫緊の課題だ=2015年2月13日(ロイター)【拡大】
妨げられる海流
海を漂って細かくなったプラスチックごみの破片は、海の生態系に悪影響を与え、海洋生物がのみ込むなどして体内に蓄積されることがある。研究チームは「食物連鎖で魚を食べた人間の健康に影響が出る可能性もある」としており、ジャムベック氏は「今後は流出者の責任を明確化し、拡大させていくべきだ」と提言した。
また、研究チームは、海洋に漂うプラスチックごみの影響で、北極から南太平洋に至る海流が妨げられているとも警告した。
プラスチックは年々消費が拡大し、全世界での生産量も過去40年間で6倍以上になり12年には2億8800万トンに達した。温室効果ガスの排出量削減とともに、プラスチックごみの抑制も人類が早急に取り組まなければならない問題だ。(SANKEI EXPRESS)