≪米、対露警戒緩めず 合意の完全履行求める≫
バラク・オバマ米大統領(53)は14日、ウクライナ東部における紛争の停戦発効を前にウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(60)と個別に電話協議し、東部ドネツク州デバリツェボで激化した戦闘への懸念を共有し、12日にウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの4首脳がまとめた停戦合意を完全に履行することの重要性を確認した。米ホワイトハウスが発表した。
オバマ氏はメルケル氏との電話協議で、停戦合意を仲介したメルケル氏の取り組みに謝意を伝えた。一方、ポロシェンコ氏はオバマ氏に対し、懸案となっている殺傷兵器の供与を重ねて求めた可能性がある。
ジョン・ケリー米国務長官(71)も14日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(64)と電話協議し、停戦に先立ってデバリツェボでロシア軍や親ロシア派武装勢力が戦闘を続けてきたことに懸念を表明した。また、ロシアに停戦合意を完全履行するよう求めた。