≪伝統的技法で表現≫
■廣田硝子株式会社/「花蕾江戸切子シリーズ」 花の蕾(つぼみ)を模した柔らかく優美なフォルムに、伝統的な江戸切子での表現方法を用いた全6種類のシリーズ。同じフォルムでありながら、江戸切子の技法によってさまざまな表情を醸し出している。東京で最も古いガラスメーカーの一つが、戦前より伝わる貴重なデザイン資料や技術を大切にしながら、手作業の価値を見極めたものづくりを継承。江戸切子の伝統工芸士が1点1点、丹精を込めて作り上げる紋様と丁寧に手磨きして仕上げたグラスは、宝石のような輝きとシャープさを放っている。
≪年輪のような模様≫
■有限会社二唐刃物鍛造所/「暗紋 三徳5.5寸」 ダマスカス鋼と呼ばれる異種金属が何層にも重なった材料を加工し、年輪のような模様を浮かび上がらせた和包丁。名前は世界遺産・白神山地にある暗門の滝に由来。柔らかな地鉄、固く包丁の刃となる鋼の別々な金属を重ねて1200度まで熱して一気に打ち合わせ、金属を鍛えながら形を打ち出していく工法は、「衝撃への強さ」「食材に吸い込まれるような切れ味の鋭さ」「切れ味の持続性」を実現させている。柄には最高級品の黒檀を使用。落ち着いた雰囲気で仕上げ、日本的な美しさを表現している。(ニュースペース・コム編集部/SANKEI EXPRESS)