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憎しみのキリスト教徒参戦 対「イスラム国」 欧米から義勇兵続々 (3/3ページ)

2015.2.18 00:01

「イスラム国」と戦うキリスト教徒の義勇兵組織に参加する唯一の外国人女性。マスクと野球帽で素性が分からないようにして、イラク北部のドホークでインタビューに答えた=2015年2月13日(ロイター)

「イスラム国」と戦うキリスト教徒の義勇兵組織に参加する唯一の外国人女性。マスクと野球帽で素性が分からないようにして、イラク北部のドホークでインタビューに答えた=2015年2月13日(ロイター)【拡大】

  • エジプトが空爆したとみられる地点=2015年2月16日現在、リビア
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」空爆に参加した主な中東諸国=2015年2月5日現在

 モスルでは、キリスト教徒がイスラム教への改宗を迫られ、拒否すると処刑されるため、多くが街を捨て難民となるなど迫害を受けているとされる。民兵組織は、イラク内のキリスト教徒居住区を守るため、イスラム国との地上戦で大きな成果を挙げているクルド人の治安部隊「ペシュメルガ」と共同戦線を張っているという。

 イスラム国は、リビアで拘束したキリスト教の一派、コプト教徒のエジプト人21人を殺害したとする映像を15日に公開するなど、宗教対立をあおっている。これに対し、エジプトはリビアへの空爆を行い報復に出た。

 「誰もが必ず死ぬ」。戦闘で命を落とす危険性について問われた元米陸軍兵士のブレット氏は、こう答えた。その思想は自爆テロを行う過激派と変わらないようにみえる。国際社会は憎しみの増幅による暴力の連鎖を早急に止める必要がある。(SANKEI EXPRESS

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