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ドリフターズをイメージ うんと笑って 舞台「SPAMALOT」 企画・上演台本・演出 福田雄一さんインタビュー (1/3ページ)

2015.2.23 18:15

「ドリフターズ的笑いを子供にもみてほしい」と話す、演出家の福田雄一さん(藤沢志穂子撮影)

「ドリフターズ的笑いを子供にもみてほしい」と話す、演出家の福田雄一さん(藤沢志穂子撮影)【拡大】

  • 舞台「SPAMALOT」(福田雄一演出)。(東京)3月1日まで公演=2015年2月16日(提供写真)

 英国の老舗コメディー集団モンティ・パイソンのヒット映画をミュージカル化した「SPAMALOT」が再演される。企画・上演台本・演出の福田雄一(46)はかつて一世を風靡(ふうび)したコント・グループ「ザ・ドリフターズ」をイメージ、主演のアーサー王は初演に続きユースケ・サンタマリアが演じる。福田は「ひたすら笑ってもらえる冒険劇。子供にも見てほしい」と話す。

 「SPAMALOT」は1970年代のモンティ・パイソンの映画「ホーリー・グレイル」を、メンバーのエリック・アイドルがミュージカル化した作品。米ブロードウェーで上演され、2005年のトニー賞で最優秀ミュージカル賞など3部門を受賞。現在も欧米主要国でロングランされている。

 中世の騎士道伝説がベースになっており、アーサー王が神の啓示で聖杯(ホーリー・グレイル)を探しに行き、道中でさまざまなハプニングに遭遇する。モンティ・パイソン独特の毒気は薄まっている内容である点に福田が着目。好評を博した12年の初演に続く再演だ。

 キャストは一部、入れ替えており、ヒロインの「湖の貴婦人」には声優出身の平野綾が新たに参加する。「いろんな声の出せる彼女に思い切り遊んでほしかった」と話す。

子供も見てほしい

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