秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】
女性はお化粧のこともあるので、市販されている目を洗うカップに水をいれて時々洗ったり、涙に近いタイプの目薬をさして軽く目尻を押さえるようにして洗い流すとよいかもしれません。あまりきれいな話ではないのですが、洗面所で時々鼻の穴を水で洗うのも良い予防方法です。くしゃみを連発したり、鼻が詰まって苦しくなったりすることを避けることができます。
医療機関から処方される抗アレルギー薬は、抗ヒスタミン薬と呼ばれるものが主となります。目や鼻に潜り込んでアレルギー反応を起こす細胞を鎮める作用があります。脳のヒスタミン系も抑制することがあり、作用が強くなると眠くなるのが弱点です。月経不順になる方もいます。アレルギー反応の悪循環を絶つ抗ロイコトリエン薬というものもあります。眠気を避けるため、抗ロイコトリエン薬を併用することもよくあります。
花粉症はくしゃみや鼻水、かゆみだけでなく仕事をする集中力を失わせてしまいます。薬を最小限にしたり効果を高めたりするためにも、まずは花粉を付着させないようにして、こまめに顔を洗うことから始めてみることにしましょう。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS)