職人の丹念な仕事でつくられた和紙タオルは、表(写真右側)に和紙でできた糸のパイルが編み込まれ、自然素材の風合いが心地よい。裏(同左)は綿糸が出て、より柔らかな触感をもたらす=2015年2月17日(石原敏彦さん撮影、提供写真)【拡大】
「和紙の糸は伸びず、最も編みづらい素材です。一般的な自動の高速機ではなく、職人の手作業での調整を要する古くからの機械でなければできません。糸を巻き取る段階から慎重な作業が要求され、編む時間は通常の2倍以上です」
常に編み上がりは微妙に変化し、生地の重さや目の詰み方を細かくチェックして高い品質を保つ努力を怠らない。横に伸びる編み方のため、タオルの両端を縫製するのも手作業で行われる。「安心の素材と丁寧なものづくりで、お客さまに潤いと安らぎを」という杉山統括リーダーらの願いが息づく。同社は北陸新幹線の延伸開業に合わせ、金沢駅直結の商業施設に出店し、創業の地から新たな価値の創出に次の一歩を踏み出していく。
<所在地>東京都新宿区神楽坂3-1 www.makanaicosmetics.co.jp