泊まって、ゆったり
なぜなら長楽館は、日本でも最近、知名度が高まっている「オーベルジュ」形式のサービスを提供しており、その中心がル シェーヌだからだ。
オーベルジュとは、中世フランス発祥で、郊外や地方にある宿泊施設を備えたレストランのこと。長楽館ではル シェーヌの開業以降、ホテル宿泊者(1室2名利用時で1泊2食付、税・サ込み、1人3万6000円~)には日中、円山公園や八坂神社、清水寺といった祇園近辺を観光してもらい、夕食をル シェーヌで楽しんでもらおうという総合的なサービスを提供している。
いわばオーベルジュの先駆け的存在なのだが、その重責を担うル シェーヌの料理は、宿泊者だけでなく、通の期待も裏切らない質の高い逸品ぞろい。早速、ディナーのメニューをご紹介いただいた。
ライブ感重視サービス
まずは日替わりでコースの最初に登場する「アミューズヴァリエ」。鮪のマリネや海老と蓮根のベニエ、そして、土壌の部分をパン粉とブラックオリーブで表現した「ラディッシュ(ハツカダイコン)のプランター仕立て」が目を引く端正な一品。