高まる「国外脱出願望」
中国では、2012年に米国で出産した中国人女性は08年の2倍以上の1万人に上るとも伝えられている。特に、習政権が格差拡大への批判をかわすため、特権階級を対象とした反腐敗キャンペーンを強化していることに不安を感じた富裕層の間で、“国外脱出願望”が高まっている。
「中国でうまく事が運ぶならどうしてここに来る必要がありますか? 私は健康でいたいし、子供には幸せになってほしいし、新鮮な空気が吸いたいんです」
湖南省からツアーに参加した妊婦のウーさんは米経済系ニュースサイトでこう訴えた。
ただ、大勢の妊婦が滞在するマタニティーホテルの周辺では近隣とのトラブルも起きており米国内で反発が高まっている。
保守系シンクタンク、移民研究センターのアナリスト、ジェシカ・ヴォーン氏は米FOXニュースに「まぎれもなく国益の脅威だ。米国の市民権が安く扱われており、非常に不快だ」と強く非難した。(SANKEI EXPRESS)