3月9日、首都アブダビのアル・バティーン空港を離陸した「ソーラー・インパルス2」。ほぼ5カ月をかけて断続的に3万5000キロを飛び、世界一周を達成する計画だ=2015年、アラブ首長国連邦(ロイター)【拡大】
米国ではアリゾナ州フェニックスやニューヨークに着陸。大西洋を渡り、南欧か北アフリカの都市を経由して7月下旬~8月上旬にもアブダビに戻る予定だ。現段階で発表されている経由地に日本は含まれていない。
最初に操縦桿を握ったボルシュベルグさんは元スイス空軍のパイロット。「きっと飛行は成功すると確信している。太平洋の横断が難関。1人で連続5~6日間、1日の睡眠2~3時間で飛ばなければならないから」と笑顔で話した。
精神科医のピカールさんは1999年に気球による初の無着陸世界一周飛行を達成した“冒険野郎”。「ソーラー機での世界一周飛行は、私にとって16年間も夢見てきたチャレンジ。情熱を持ち続けた甲斐があり、胸がわくわくする」と語った。
2人の母国であるスイス政府は9日の声明で、ソーラー・インパルス2に「ボン・ボヤージュ(良い旅を)。成功を祈る」とエールを送った。(SANKEI EXPRESS)