東日本大震災は11日、発生から4年を迎える。安倍晋三首相(60)は10日夜、官邸で記者会見し、2016年度以降の復興事業について、今夏までに次の5年間の支援枠組みを策定すると明言。東京電力福島第1原発事故に関しては「福島再生の政策パッケージを早ければ5月に決定し、福島の自立に向けた将来像を夏頃までに取りまとめる」と表明した。
震災による行方不明者は岩手、宮城、福島3県を中心に10日現在でなお2584人に上っている。昨年3月10日時点に比べ、行方不明者の減少は3県で49人にとどまった。
各地の仮設住宅は空き家も目立つようになったが、2月末現在で岩手2万1930人、宮城3万4648人、福島2万3794人の計8万372人がいまだにプレハブの仮設住宅で暮らしている。福島第1原発事故の影響が続く福島県では県外避難者数は4万7219人で、ピーク時から1万5000人余りしか減っていない。
≪「関連死」めぐり 苦しみ続ける遺族≫
震災と東京電力福島第1原発事故から丸4年が経過しても、関連死の認定は続いている。