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【東日本大震災4年】首相、夏までに次期支援枠組み策定 「関連死」めぐり 苦しみ続ける遺族 (3/5ページ)

2015.3.11 10:20

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎(写真中央)。「震災遺構」として保存するか解体するかで意見が分かれている=2015年3月10日夕(大西正純撮影)

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎(写真中央)。「震災遺構」として保存するか解体するかで意見が分かれている=2015年3月10日夕(大西正純撮影)【拡大】

  • 【東日本大震災4年】被災3県の震災関連死者数=2014年9月末現在(復興庁調べ)

 原発事故で避難指示区域に指定された南相馬市。震災当時、大腿骨を骨折して入院中だった小夜さんが自宅に戻ることは1度もなかった。懸命にリハビリを続けていたのに、高野さんから「しばらく家には帰れないんだよ」と聞かされると、寂しそうな表情を浮かべ、それまでつけていた日記もやめた。次第に食事もとれなくなり、最期は眠るように息を引き取った。市側は「治療を受けられる環境にあった」との理由で関連死と認定しなかった。

 高野さんが裁判という手段を選んだのは、小夜さんの悔しさを晴らすためだけではない。

 「今回の震災や原発事故は過去に例を見ないほど特異な災害。国はこの災害を踏まえた上で震災関連死の基準をつくるべきだ」と高野さんは語る。

 負担大きい異議申し立て

 震災関連死は、不認定とされた場合には異議申し立てができる。しかし、さらに震災や原発事故との因果関係を証明する証拠を示さなくてはならないため、遺族にとっては負担が大きい。一度不認定とされれば、異議を申し立てない人もいる。

震災関連死の認定 「施設で介護を受けていた」として認められず

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