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【東日本大震災4年】「役に立ちたい」 若者ら新たな一歩 (3/4ページ)

2015.3.11 10:45

今春、社会人として看護師の道を歩み始める佐々木日可吏さん=2015年3月9日、福島県福島市の福島県立医科大学(森本充撮影)

今春、社会人として看護師の道を歩み始める佐々木日可吏さん=2015年3月9日、福島県福島市の福島県立医科大学(森本充撮影)【拡大】

  • 今春から仙台市消防局に勤務する恵津宗広さん=2015年3月9日、宮城県仙台市青葉区(滝口亜希撮影)

 ≪「命救う仕事に人生賭けたい」 恵津宗広さん≫

 街を相次いで襲った地震、津波、火災は、あらゆるものを奪い去った。東日本大震災で変わり果てた宮城県石巻市の市街地に漂っていた焦げた臭いと無力感は、4年がたつ今も記憶の中に染みついている。震災当時、石巻税務署に勤務していた恵津宗広(えづ・むねひろ)さん(27)は、4月から仙台市消防局で消防士として一歩を踏み出す。「人の命を救う仕事に人生を賭けたい」。震災で目の当たりにした消防職員の姿が、新たな世界への挑戦を後押しした。

 大学を卒業後、石巻税務署に配属された恵津さんは4年前のあの日、電話で納税者からの問い合わせを受けている最中、大きな揺れに気付いた。直後から停電となり、確定申告の書類が次々と棚から落ちたが、津波への危機感は薄かった。帰宅指示を受け、徒歩で自宅へ戻る途中、「逃げろ! 津波だ!」という誰かの声が聞こえた。来た道を必死に税務署まで走り、「津波が来ました!」と叫んだ。

「後悔して過ごすよりもこの仕事に賭けてみたい」

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