陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練始めを視察、双眼鏡を手にする中谷元(なかたに・げん)防衛相=2015年1月11日、千葉県船橋市・八千代市の習志野演習場(酒巻俊介撮影)【拡大】
92%「自衛隊に好印象」
12条の改正により、あたかもシビリアンコントロールのタガが外れ、制服組が暴走するかのような批判が聞かれる。
だが、7日に公表された内閣府による「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、自衛隊に好印象を持つ回答が92.2%に達した。東日本大震災での献身的な救援活動が理由にあるのはもちろんだが、自衛隊が規律正しい組織であり、常に抑制的であるという姿勢が国民に受け入れられている。文官優位が解消されることを持って、自衛隊が「暴走」するかのような批判は、多くの国民意識と乖離(かいり)しているのではないだろうか。
また、「文官」である背広組も、制服組と同じく「自衛隊員」であり、シビリアンコントロールの対象であるのだ。