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学生が前向きで革新的 新鮮だった 大学と共同制作の「正しく生きる」出演 岸部一徳さんインタビュー (3/5ページ)

2015.3.17 12:45

俳優の岸部一徳(いっとく)さん=2015年3月25日午後、東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)

俳優の岸部一徳(いっとく)さん=2015年3月25日午後、東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)【拡大】

  • 映画「正しく生きる」(福岡芳穂監督)の1シーン。(C)2015_北白川派(マジックアワー提供)

 岸部は彼らに20歳の頃の自分を見たような気がした。その頃の岸部といえば、音楽の道を志し、生まれ育った古都・京都がどこか窮屈な存在にも思えて、大阪や東京へ出ていくことばかり考えていた。視線のはるか向こうにはあこがれの「ザ・ビートルズ」がいて、彼らを生んだリバプールに世界中の道が音楽を通してつながっているような高揚感すら覚えていた。だが、京都はそんな岸部に対して思いのほか、温かかった。「その頃はエレキギターを持つことなんて『不良』というのが大人の考え方だったし、男が髪の毛を伸ばすことも『不良』とされていました。でも、京都の奥深さというのでしょうか、僕ら“子供”に対して京都は『頑張れよ』と温かく見守ってくれる気風も持ち合わせていたんです。そんなことを思い出したら、京都生まれの僕も、何かを創り出そうと必死に頑張っている京都造形芸術大学の学生たちを応援しようという気持ちになりました」

関心持って注意深く見ること

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